現代人のライフスタイルに合った室内専用のレンズ、中近両用メガネです。50才前後で老眼が入ってくる年代からメインとして活躍してくれるレンズです。
目次
中近両用レンズ
室内やオフィスで快適な室内用メガネ。
中間距離(テレビなど)~ 手元の領域をひとつのメガネでカバーできる境目のないレンズです。室内用に限定された設計のため、遠方は見えませんが、その分、遠近両用レンズに比べ中間域~手元域が広く設定されています。
最新の遠近両用レンズ設計【インディヴィジュアル】
人の顔型・サイズは千差万別。現在の最新のレンズはインディヴィジュアルレンズといって、一人ひとり異なるフィッティングデータを計測し、一人ひとりの個性にあわせて仕立てていきます。
そり角・前傾角・頂点間距離を測定することで得られる目とレンズの立体的位置関係をレンズ設計に反映し最適化していきます。
フィッティングデータ撮影
インディヴィジュアルレンズに大切なフィッティングデータ計測。
製作していくメガネのフィッティングデータを細かく計測していきます。メガネのアマガンでは最新のフィッティングデータ測定器EyeMec【アイメック】を活用し、最適な中近両用メガネを製作していきます。
遠近両用、中近両用、近々両用ってなにが違うの?
イメージとしては、室外用が遠近両用、室内用が中近両用、デスクワーク用が近々両用。
最近では、遠近両用の室内向けや中近両用の室外向け・デスクワーク向けなどレンズ設計が細分化されています。
中近両用レンズ/タイプ別
中近両用には大きく分けてロングとワイドの2種類あります。
ロングタイプ
接客業や主婦の方におすすめです。
ワイドタイプ
デスクワークや料理におすすめです。
レンズ設計
中近両用レンズではグレードによって様々なレンズ設計が組み込まれています。見え方の質を高め、ゆれ・ゆがみによる違和感を減らすため各メーカー様々なレンズを開発しています。ハイグレードな設計の一部をご紹介。
度数別設計
度数別(近視・遠視・乱視・加入度数)に各レンズメーカーが様々設計しています。
近視・遠視別設計
累進形状非球面設計
プラスレンズの場合は、近用部の歪みが大きいため、近用部を深いカーブで補正することで、歪みを最小限に抑え、遠用部を浅いカーブで調整し、遠近の見やすさのバランスをとっています。
N式累進形状クリアリー非球面設計
累進レンズはレンズの上方と下方で倍率が異なるため、装用時の違和感につながります。累進形状非球面を採用した設計と見え方重視のカーブ設定により、この倍率差を少なくする事で、ユレ・ゆがみを低減し、さらに自然な見え方に向上しました。
専用マルチオプティマシステム
遠用度数別・加入度数別に累進面を最適化することで、遠用側方の見え方を向上基本累進面を遠用度数別・加入度数別に左右同一で最適化補正する専用システムです。
乱視
乱視度数別最適設計
乱視度数の全方位に対し、光線追跡による収差補正を行う、高性能収差コントロール設計。最適なアトーリック面が可能となり、乱視度数でも視野が広く鮮明になりました。
左右度数差別設計
両眼バランス設計
近くを見る時のぼやけを減少させる「両眼バランス設計」。左右の度数差を補正して設計を最適化することでクリアな視界が得られます。
バリアブルゾーンコントロール
加入度数別設計
度数別エルゴノミックインセット設計
度数の違いにより近くを見るポイントが異なります。度数に合わせて設計を変えることっ、度数更新による掛け替えでも、以前と変わらない見やすさを提供してくれます。
加入度別最適カーブ設計
加入度数が高くなるに応じて表カーブを深く設定することで、加入によって生じる裏カーブの変化を一定にし、ユレ・ゆがみを低減します。
その他設計
距離別設計
距離別エルゴノミックインセット設計
姿勢の個性にレンズを合わせ、近くを見るのポイントを個別で設計します。どなたでも自然な姿勢で、より広い視野を提供してくれます。
新フレキシブルインセット設計
目の個性や目的距離などのデータをきめ細かく反映し、両眼視での近方視野が一層向上します。
フレーム別設計
マイチューンエンジン
フレームの玉型形状データとアイポイントデータから補正を加えてレンズ設計を最適化。ユレ・ゆがみ・ボケを抑え、ベストなかけ心地を実現します。
累進設計
累進とはレンズの中でグラデーションのように度数が変化していくことをいい、遠近両用レンズで大切なレンズ設計です。この累進の設計の違いでレンズのグレードが変わります。
内面累進設計
レンズ内面に累進面を配置することで、左右の視野が広がります。
外面累進設計
レンズ外面に累進面の要素を配置することで、上下の視線移動がラクになります。
両面累進設計
上記2つの設計の良いところを合わせた最高クラスの累進設計です。
- 視野が広くなります
- 遠方と近方の視線移動が楽になります
外面か内面か、どちらか一方に度数変化の要素を配置する片面累進設計と異なり、両面を有効に活用することで、さらに使いやすく、快適な視界を提供します。
※写真・イラストはすべてイメージです。
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